GheeeのLate summer tour、来てくれたみんな、ありがとう!



新曲を投入しての26~7曲の濃厚なセットリストを楽しんでもらえたかな。


新曲は、以前からやっている「Heaven knows(近藤さん曲)」「Better than nothing(俺曲)」、つい最近投入された「No time(近藤さん曲)」そして最近俺が作って今回から演奏された「Far gone」「Flicker sign」。


「Far gone」はプレイグス新譜用の曲が出そろう、という辺りで作曲したので、ヒサヨちゃんソロパートがあったりサビが近藤さんとまさにツインで歌うという感じ(それぞれが別なセンテンスを歌い一カ所だけが重なっていてそこがハモリになっている)だったり...と全体的にとてもGheeeの色を強く出すことを意識した曲。そして「Flicer sign」はリハーサル前日にふと思いついて4時間ほどでデモ完成まで一気に作った曲です。



バンドは分かれていても、やはり、一人の人間なのでそれぞれの曲が出てくるまでの流れは俺の時間軸の中では一本にまとまっている。前述のような理由で「Far gone」のような作風になったり、そして「Flicer sign」を急遽完成させたのにも理由がある。ちょうどプレイグス新譜「CLOUD CUTTER」が完成!というタイミングで、これまでもしつこく言っているように、俺はこの作品を作り上げたことにとても充実感を持っている。で、怖かったのは、枯れる、とは行かないまでもある種のバーンアウト的な状態にならないかという危惧すら持ってしまった。それで...まあいつものようなわりとスポ根的な発想ではあるんだけど、次の創作へと駆り立てるために自分に気合いを入れる意味でもとにかく完成までもっていこう!と作ったらメンバーにも好評だった(かつ速攻で憶えてアレンジしてくれた)ので、ツアーでみんなに聴いてもらうことができた。



というわけで今後もこの調子でGheeeは次作へと向かっていきたいと思います!




プレイグス新譜「CLOUD CUTTER」。アルバムタイトルは分厚い雲を切って差し込む光のイメージです。


俺は常々アレンジや、レコーディングするときはとにかくイントロにもの凄くこだわります。無音からどういった楽器のどういった質感の音で始まるのか。音がなり出す以前のノイズはカットするのか自然に入るのか、ギターはインテンポなのか少し遅めに入ってリズムインでちょっと加速したように聴かせるのか、など、膨大な可能性を探ります。とくに「ある種の始まり」をイメージする今作ではなおのこと。


なるべく早くみんなに聴いてもらいたいのはやまやまなんだけど、ちゃんとした試聴はもう少し後になると思う。けど、今回、それだけこだわったイントロのみを集めたメドレーを急遽作りました!これだけでは全然曲の全貌がわからないメドレーだけど(笑)どんな感じかだけでも知りたい方はとりあえず聴いてみて下さい!


(注意!イントロだけだと欲求不満がたまっていらいらするだけだぜ!という人は、これは絶対に!聴かずに!次の正式試聴メドレーを待って下さい!)


プレイグス「CLOUD CUTTER」イントロメドレー



また、今回から英語表記「PLGS」の4文字のもの使用します。ジャケットやマーチャンダイジングなどはこちらを使っていくのでよろしくです。


coldcutter_jacket.jpg



2012年9月 4日 Permalink: http://www.lavaflowrecords.com/fukanuma/diary/2012/09/04.html



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