FUKANUMA MOTOAKI

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11.21.2016

数日前にFacebookにこんな  投稿をしたのだけれど、この「記念にもう1テイク録っておくか(ミュージシャンは、押さえ/保険としてさらにもう1テイク録るときにわりとこの言い回しを使います。プレッシャーが減って良いときもあるし、緊張感がなくなってダメなときもある(笑)そしてキャリアを積むごとに後者の方が多くなってきた気が)」ということについては、いろいろと思うことが多い。

 

以前、若い頃はこの記念にもう1テイク!が、プレッシャーが抜けた良い感じの演奏ができて機能することが多かったんだけど、最近はそうでもない。やはり、次にやるべきことに意識が向いていたり、集中力のリソースをしかるべきところに効率的に割こうとするというキャリアならではの体質ができているのかもしれない。(もちろん、毎回というわけではなく、たまにはリラックスした良いものが録れるときもあります)

 

その分、例えばライブで、リハよりも本番が一番良かった!という以前ではあまりなかったことが増えてきたようにも思う。やっぱりしかるべき時に集中力を使い切る、ということには長けてきたのか、集中力も体力も無尽蔵にあるわけではないとより自覚しているのか…とはいえ、これ、本番が一番良いんじゃない?などと思ってしまうと次の瞬間にミスしたりするので、そういう余計なことはあまり考えないようにしないといけない。というわけで本番でそういう類のことを考えないためにここに書きます。

 

さて、先日は久しぶりに1日余裕ができたので純粋に休みました。

 

実は今日12/11のMellowheadのライブで間に合えばこの新曲をやりたい!とデモを完成させてメンバーのみんなに送りました。というか現に間に合ってるのでやります。

 

プレイグスの新譜は4月ぐらいから全曲を書き下ろして、その後Gheeeにも新曲を書いて、他にもこれからのプロジェクト用とかいろいろと作曲をしました。…正直ここ最近は人生でも有数の曲が書ける期間の真っ只中にいると思う。下らない考えだけど、俺の寿命大丈夫か?とすら思って胃カメラまでのみました(まあ、健康診断のときに、大丈夫なんだけどそろそろ内視鏡もやっておいても良いのでは、と言われたということもありますが)47歳になって、まだこんなに書きたい曲があり、演奏したいステージがある、というのは本当に幸運だと思う。そしていつも言ってることだけど、これを読んでいるあなたのおかげでもあります。僕の音楽をずっと聴いてくれる人たちにとっては、その誇りを守るべく最高の音楽家であり続けたいと思っています。心体ともに健康を保って。

 

というわけで、休むときはしっかり休まないと、とも思う今日この頃です。

 

12/11にはきっとMellowheadの頼りになるメンバーがビシッと新曲の演奏を決めてくれることでしょう。観に来られる方はお楽しみに!そしてプレイグスの新譜もほぼ完成しています!こちらも半端なく良いのでお楽しみに!

 

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良い休日を過ごせました

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